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記事一覧

錨に巻き付くイルカが刻まれた古代ローマコイン

こちらの古代ローマ、ドミティアヌスのデナリウス銀貨には錨に巻き付くイルカが刻まれています。 曲がりくねったイルカの姿がおもしろい一枚です。このコインの詳細はコチラ...

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前39年10月30日、アウグストゥスの娘ユリア誕生

前39年10月30日、アウグストゥスと2番目の妻スクリボニアとの娘ユリアがローマで誕生。アウグストゥスの実子はユリアただ一人でした。ユリアはアグリッパの死後、ティべリウスと結婚。ユリアはティべリウスと不和であったことから、マルクス・アントニウスの息子ユルス・アントニウスを愛人にしたため、姦通罪のかどで追放されたのでした。このコインの詳細はコチラ...

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重さわずか0,11gの極薄の銀貨

この銀貨は前5世紀にカリア地方(アナトリア半島西部)でつくられたもので、重さはわずか0,11gしかありません。貨幣の両面に牛が刻まれています。このコインの詳細はコチラ...

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312年10月28日、ミルウィウス橋の戦い

312年10月28日、ローマ郊外のミルウィウス橋でコンスタンティヌスとマクセンティウスが戦い、コンスタンティヌスが勝利しました。この勝利によってコンスタンティヌスはローマ帝国西側の支配者となりました。このコインの詳細はコチラ...

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312年10月27日にコンスタンティヌスが夢で見たモノグラム

312年10月28日、コンスタンティヌス大帝はミルウィウス橋でマクセンティウスと戦い勝利しました。 その前の晩10月27日に、コンスタンティヌスはある夢を見たという話があります。 夢の中でコンスタンティヌスはXとPで出来たモノグラムを見てどこからか「この印が勝利へと導く」という声がしたというのです。 このXPのモノグラムはキリストのギリシャ語Χριστοςの最初の2文字を表していているとされています。 コンスタンティヌ...

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ケルトの馬と車輪

この前1世紀にドナウ川周辺のケルト人が発行した銀貨には丸びを帯びた胴体をした馬と車輪が刻まれています。前右脚をあげる馬の姿が大変美しい一枚です。このコインの詳細はコチラ...

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豊穣の角 コルヌ・コピア

このフィリップス・アラブスのアントニニアヌス銀貨のウラ面には幸運の女神フェリキタスが刻まれ左手にはコルヌ・コピアと呼ばれる豊穣の角を持っています。豊穣の角は幼いゼウスに乳を与えた山羊アマルティアの角。その角は持ち主が欲するものを何でも出してくれる宝の角。角の中に麦や果物が満たされた状態で表されることが多く、豊穣のシンボルです。望むものが何でも出てくるという発想は日本の大黒天の打ち出の小づちのようで...

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51年10月24日、ドミティアヌス誕生日

51年10月24日、ウェスパシヌスの次男ドミティアヌスがローマで誕生。ドミティアヌスが子供のころ父ウェスパシアヌスはまだ地位が低く、兄のティトゥスだけが運よくブリタンニクス(クラウディウス帝の息子)と一緒に宮廷で教育を受けていました。父ウェスパシヌスが権力者になってからもウェスパシヌスはドミティアヌスが権力者に向いていないと考えていたため、ドミティアヌスには責任ある地位を与えませんでした。このためドミティ...

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前42年10月23日、フィリッピの戦いのデナリウス銀貨

前42年10月3日、マケドニアのフィリッピでブルートゥスとカシウスの連合軍とアントニウスとオクタウィアヌスの連合軍が戦いました。この日カシウスの軍が全滅し、カシウスは自殺。そして約2週間後の23日、2度目戦いがフィリッピで行われブルートゥス軍が完敗し、ブルートゥスも自害。このデナリウス銀貨はフィリッピの戦いに備え兵士の給与のためにブルートゥスが発行したものです。このコインの詳細はコチラ...

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サソリを持ったアフリカ神が刻まれた古代ローマコイン

こちらの古代ローマ、セプティミウス・セウェルスのデナリウス銀貨のウラ面にはアフリカを神格化した女神アフリカが刻まれています。豊穣の角を持って横たわるアフリカ神の右手にはアフリカの象徴と思われるサソリが載っています。セプティミウス・セウェルスはローマで初めてのアフリカ出身の皇帝です。このコインの詳細はコチラ...

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トロフィーを持って行進するマルス神が刻まれた古代ローマコイン

こちらの古代ローマ・デナリウス銀貨は219年に発行されたもので、オモテ面にエラガバルスの肖像、ウラ面にたくましいマルス神が刻まれています。マルスは戦の神。ローマ建国者である双子のロムルスとレムスはマルス神がウェスタの巫女にされていたアルバ・ロンガの王の娘レア・シルヴィアと交わってもうけた子という伝説があります。このコインに刻まれたマルス神は兜をかぶり、右手に槍、左手にトロフィー(戦勝記念品)をもって...

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460年10月20日、テオドシウス2世皇后、アエリア・エウドキア忌日

460年10月20日、テオドシウス2世の皇后アエリア・エウドキアが死去。アエリア・エウドキアは401年にアテネで哲学者の娘として生まれました。文学を愛した教養深い人物として名高いです。このコインの詳細はコチラ...

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前202年10月19日、ザマの戦い

前202年10月19日、ザマの戦いでローマ軍がカルタゴ軍に勝利。スキピオ(アフリカヌス)率いるローマ艦隊がカルタゴに遠征。ローマ攻撃を中止し、急遽帰還したハンニバル率いるカルタゴ軍はカルタゴ西南のザマで決戦となりました。このデナリウス銀貨は前47-46年にスキピオ・アフリカヌスの子孫クィントゥス・カエキリウス・メテッルス・ピウス・スキピオがアフリカで発行したもので、ウラ面にはスキピオ・アフリカヌスの功績を称え、...

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向かい合うヤギの古代コイン

こちらの前2世紀にマケドニア・アンフィポリスで発行されたブロンズ貨には可愛らしい向かい合うヤギが刻まれています。 ヤギ2頭が立ち上がりお互いに飛びかかろうとしている様子が表されています。このコインの詳細はコチラ...

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33年10月17日(または18日)、大アグリッピナ忌日

大アグリッピナはアグリッパとユリア(アウグストゥスの娘)の娘でティべリウスの弟の子ゲルマニクスの妻。大アグリッピナとゲルマニクスの三男が古代ローマ第3代皇帝カリグラです。ゲルマニクスの死後アグリッピナはティべリウスにより29年にパンダテリア島に流刑に処され33年10月17日または18日に餓死したのでした。このカリグラのデナリウス銀貨のウラ面には母、大アグリッピナの肖像が刻まれています。一つに束ねた下した髪型が...

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古代のだまし絵コイン 2つの体を持つフクロウ

このトローアス・シゲイオン(現トルコ北西部)で前4世紀頃発行されたブロンズ貨には2つの体を持つフクロウが刻まれています。このコインの図像を最初に見た時は誰もがその異様な姿に驚かされます。1つのフクロウの頭から2つの体が出でいて足も2本づつついています。そして2回目にこのコインをじっくり見た時、フクロウの頭と右側の体に視点を集中させると左を向いたフクロウ1羽が現れます。次は反対です。フクロウの頭と左側の...

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10月15日は古代ローマ、Equus October(10月の馬)の日

古代ローマでは10月15日にEquus October(10月の馬)と呼ばれる軍神マルスに捧げる儀礼が行われました。カンプス・マルティウス(マルスの野)で2頭立て戦車レースが行われ、優勝したチームの2頭立て戦車の右側の馬が槍でつかれ生贄にされました。生贄の馬は頭と尾を切断されました。馬の頭の奉納をめぐってVia Sacraの周辺に住む富裕層とSubra周辺に住む下層の間で勝負が行われ(何の勝負が行われたかは不明)勝利した方の指定の場所...

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ヘラクレスの12の難業:エリュマントスのイノシシ

ヘラクレスは狂気の発作をヘラから送り込まれて妻子を殺害した罪の償いとして、デルポイの神託から託宣を受けた12の難業を成し遂げました。第4番目の難業がエリュマントスのイノシシを生け捕ることでした。アルカディア地方エリュマントス山に住んでいた巨大なイノシシは山から出てきては人々を襲っていました。ヘラクレスはイノシシのねぐらの外で大声で叫びイノシシをねぐらから追い出し、深い雪の中に飛び出したところを網で...

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54年10月13日、クラウディウス忌日

54年10月13日、古代ローマ第4代皇帝クラウディウスがローマで死去。クラウディウスは妻、小アグリッピナに毒キノコ料理を食べさせられ死亡したとされています。このコインの詳細はコチラ...

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ヤギの古代ローマコイン

本日は現在開催中の企画展「古代コイン動物園」の中からの一枚をご紹介。この古代ローマ、共和政期に発行されたデナリウス銀貨のウラ面には可愛らしいヤギが刻まれています。ヤギは古くから生贄の獣とされ、古代ギリシャ・ローマでは多くのヤギが生贄にされました。また角の生えたヤギの神パンはギリシャの最も古い神にあげられ自然と精力の象徴です。このコインの詳細はコチラ...

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カバが刻まれた古代ローマコイン

本日は現在開催中の企画展「古代コイン動物園」にて展示中の一枚をご紹介。この銅貨はクラウディウス帝下でエジプトで発行されたものでウラ面にカバが刻まれています。カバは一日の大半を水中で過ごす大型草食哺乳類。古代ギリシャ人はカバを河の馬という意のヒポポタマスと名付けました。古代ではエジプト、ナイル川にも棲息しており、古代エジプトでは神聖な動物として崇められました。このコインの詳細はコチラ...

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文様化した牛頭が刻まれた古代ギリシャコイン

本日は現在開催中の企画展「古代コイン動物園」にて展示中の一枚をご紹介。この銅貨は前4世紀にフォキス(コリンティアコス湾の北部にあった、古代ギリシャの地域)で発行されたもので、3つの牛の頭が均等に並んだ文様が刻まれています。牛は生殖能力の高さと獰猛さから多くの古代文化で男性的な太陽の化身と考えられていました。また豊穣を祈願して生贄にされたり、雄牛崇拝は各地で行われていました。ギリシャ神話では、白い雄牛...

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百獣の王ライオンの古代コイン

本日は現在開催中の企画展「古代コイン動物園」にて展示中の一枚をご紹介。この大変美しい銀貨は前4世紀にキリキア・タルソスで発行されたもので、牛に噛みつくライオンが刻まれています。百獣の王と呼ばれるライオンは、その強さ、品格から勇気、威厳、武勇の象徴として王のシンボルにもよく使われました。世界で最初の打刻コインであるリディアの金貨にもライオンの横顔が刻まれています。古代ギリシャ、ローマでは抑えがたい自...

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314年10月8日、キバラエの戦い

314年10月8日、リキニウスとコンスタンティヌスがキバラエ(パンノニア属州、現在のクロアチア・ヴィンコヴツィ)で衝突し、コンスタンティヌスが勝利しました。このコインの詳細はコチラ...

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イノシシが刻まれた古代コイン

本日は現在開催中の企画展「古代コイン動物園」の中からの一枚をご紹介します。この古代ローマ・共和政期に発行されたデナリウス銀貨には猟犬に攻撃されるも力を振り絞るイノシシが刻まれています。ギリシャ神話ではイノシシは粗暴で克服されるべき存在として扱われました。ヘラクレスの12の難業のうちの4番目の難業はエリュマントスのイノシシを生け捕ることでした。また軍神アレースはイノシシに化けて美少年アドニスを殺害し...

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初代皇帝アウグストゥスを称える祭り、ルディ・アウグスターレス

古代ローマではスラやカエサルを称える祭りが行われたように、アウグストゥスを称える祭り、ルディ・アウグスターレスが10月に開かれました。この祭りはアウグストゥスの生前にすでに開かれていましたが、アウグストゥスの死後、ティべリウスの時代には祭りの期間がのばされ10月3日~10月12日の10日間行われるようになりました。祭りでは生贄などの宗教儀式や戦車レースが行われました。このコインの詳細はコチラ...

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610年10月5日、東ローマ帝国皇帝ヘラクレイオス即位

610年10月5日、東ローマ帝国皇帝にヘラクレイオスが即位。カルタゴ総督の父の指令でフォカス帝を倒し、ヘラクレイオスが皇帝に即位。このコインの詳細はコチラ...

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ヒョウ(またはネコ)が刻まれた古代コイン

本日は現在開催中の企画展「古代コイン動物園」にて展示中の一枚をご紹介。このフリギア・ラオディケイアで前2世紀に発行されたブロンズ貨のウラ面には座るヒョウ(またはネコ)が刻まれています。ヒョウは捕食のためだけでなく、遊びのために狩りをするネコ科の動物であるため、危険性、邪悪の象徴でもあります。またギリシャ神話においては、ディオニソス神とアルテミス神の聖獣とされ豊穣と生殖の象徴です。古代ローマではアフリ...

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向かい合う牛が刻まれた古代コイン

この前3世紀にミシア・ペルガモンで発行されたブロンズ貨には向かい合う牛が刻まれています。 向かい合った2頭の牛の頭は紋章のようで美しいです。このコインの詳細はコチラ...

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シチリア島の人面牛のコイン

こちらのシチリア島・ゲラで前5世紀に発行された銀貨には顎鬚が豊かな人の顔を持つ牛が刻まれています。 この人面牛はゲラ川(ディスエリ湖から地中海に流れていく川)の神とされています。このコインの詳細はコチラ...

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プロフィール

古代コイン専門ギャラリー Parisii パリシー

Author:古代コイン専門ギャラリー Parisii パリシー
ローマコイン・ケルトコイン・ギリシャコインを扱う古代コインギャラリーParisii パリシーの中村です。
古代コインを通して、日々、世界を探求しています。
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