FC2ブログ

記事一覧

幻のハンニバルの銀貨の肖像が微笑む時

ハンニバル、その名前は誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。世界史の授業で習った、アルプスの雪山を象を引き連れイタリアに進軍してきた古代カルタゴの名将ハンニバルを思いうかべる方もいれば、大ヒット映画『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士を思い出す方も多いかもしれません。実は、『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士もカルタゴのハンニバルを意識したキャラクターであることは、カルタ...

続きを読む

カエサルのものはカエサルに 聖書に登場するローマコイン

本日ご紹介しますティベリウス帝のコインは、イエス・キリストの言葉「カエサルのものはカエサルに」にまつわるコインと考えられています。「カエサルのものはカエサルに」という格言は、物事は本来あるべきところに戻すべきであるという意で使われ、私たちもよく知っている格言の1つです。Peter Paul Rubens画上の絵はバロック絵画の第一人者ルーベンスによって、イエスが「カエサルのものはカエサルに」とパリサイ人に話した時の場面...

続きを読む

古代コインに刻まれたペンタグラム(五芒星)が意味するものとは?

この前4世紀にミュシア地方ピタネで発行されたブロンズ貨のウラ面にはペンタグラムが刻まれています。 ペンタグラムとは五芒星と呼ばれる五角星型を指します。 このペンタグラム、その均等な形の美しさから世界中でシンボルとして使われて来ました。 日本では五芒星は安倍晴明の紋が有名ですし、北海道の五稜郭の形にも使われています。 ペンタグラムは前3000年頃には、すでに古代エジプト人や古代メソポタミア人によって、書...

続きを読む

363年6月26日、ローマ皇帝ユリアヌス最期の日をめぐる伝説

363年3月、ユリアヌスは帝国の東方国境に侵入してきたペルシアと戦うためにペルシア遠征へと出発。 5月末、ユリアヌス軍はペルシアの冬の首都クテシフォンに到達し、城外での戦闘では勝利しましたが、クテシフォンの街は攻め落とすことができず、撤退に移りました。 そして撤退の旅路、6月26日。 ティグリス河畔のマランガでの戦いで飛んできた槍が脇腹に刺さり、陣営に運ばれ手当を受けるも甲斐なく死去。32歳の若さでした。 ユリ...

続きを読む

皇帝ネロの呪われた日、6月9日

ネロ。 彼は近親者を死に追いやったことや、キリスト教徒をローマの大火の犯人としたことなどから、歴史上最も悪名高い人物として有名です。 そして、本日6月9日はネロの呪われた日と言えます。 なぜならネロに関する血なまぐさい事件が2つも6月9日に起きているからです。 まず1つ目は、 68年6月9日、ネロ自殺。 わずか18歳でローマ皇帝につき、哲学者セネカの補佐により初めは善政を行いましたが、徐々にネロは混乱し...

続きを読む

プロフィール

古代コイン専門ギャラリー Parisii パリシー

Author:古代コイン専門ギャラリー Parisii パリシー
ローマコイン・ケルトコイン・ギリシャコインを扱う古代コインギャラリーParisii パリシーの中村です。
古代コインを通して、日々、世界を探求しています。
パリシーのHPはコチラ